気温が下がると、ノロウイルス・インフルエンザなど感染症の季節がやってきます。
例年、ノロウイルスによる感染性胃腸炎は11月~1月に多いのに加え、
今年は大流行した2006年以来のウイルス変異が報告されており、
大流行の可能性も懸念されています。
過去の食中毒発生状況を見ると、
2006年の大流行では食中毒患者数全体の約7割がノロウイルスによるもので、
その後も毎年、食中毒の原因物質の1位を占めています。
また、感染性胃腸炎の病原体となるウイルスにはさまざまな種類がありますが、
その多くがノロウイルスによるものといわれています。
さらに、今シーズンは2006年以来のウイルス変異が報告されており、
これまで流行していた遺伝子型「GⅡ.4」とは異なる「GⅡ.17」の流行に注意喚起がなされています。
新型ノロウイルスといっても、症状や対処法が大きく変わることはありませんが、
新型には免疫を持つ人がほとんどいないため、
過去にノロウイルス感染症を経験した人でも、
新たに感染してしまうリスクがあます。
ノロウイルスは、手や食品などを介して経口感染します。小腸で増殖し、症状が起こる。
近年では感染経路は多岐にわたり、食品を取り扱う調理従事者を介した食中毒事例が増加傾向にあります。
「不顕性感染」といって、ウイルスに感染しても症状が出ない場合や、
軽い下痢などで済む場合もあります。
ノロウイルスに感染していると自覚しないまま、他の人にうつしてしまう場合もあるので、
流行時期はちょっとした下痢などにも細心の注意を払いましょう!
汚れた床やトイレを処理する際は、ビニール手袋とマスク、できれば靴カバーなど浸透性がないものを着用して行いましょう。
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ウイルスが飛び散らないように注意しながら、アワーミストEXを使って
半径2メートル程度は消毒しましょう。
換気装置がある場合は、必ず換気をしましょう。
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掃除と消毒が終わったら、使用したものは他に付着しないよう、ビニール袋に入れて捨てましょう。
その際にもアワーミストEXを吹きかけて不活性化させてから捨てましょう。
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処理した後の残りカスにも大量のウイルスが含まれているため、
乾燥して飛び散らないように注意!!